こんにちわきっこうどうの塩出です。

 

6月は梅雨の時期があります。

梅雨になると体調不良を訴える人が増えます。

それは何故でしょう?

 

そこには気圧や湿度が関係することがわかってきます。

最近ではそれを気象病というそうです。

 

気象病とは、気温や湿度、気圧などの変化によって引き起こされる自律神経の乱れのこと。なぜ自律神経が乱れるかというと、気象の変化は体にストレスをもたらしてしまうからです。

自律神経が乱れると、関節の痛みや頭痛・めまいを引き起こすと言われています。以前は天候と体調に関連性があるということはまやかしだとされることもあったようですが、近年急速に認知されはじめている病気です。梅雨の時期には気圧が低くなることが多いため、不調を訴える人が多くなるのだそうです。

 

梅雨は湿度が高くなる時期で、水分を多くとってしまいます。過剰な水分補給は、体調不良を引き起こす一つの要因です。本来であれば汗として排出されるはずの水分が体内に留まってしまい、

体が冷えた状態になるので、代謝が悪くなってしまいます。この状態が続くと、排せつのリズムも悪くなってしまい、より水分が体外に排出されにくくなってしまうのだそうです。気象庁によると、6月~9月の湿度は70%~80%というデータがあります。70%を超える高湿度は息苦しさや汗の分泌にも影響が出てくると言われているので、水分を補給しすぎるのは控えた方が良いかもしれません。

厚生労働省のデータによると1日の水の出入りは約2.5リットル。食事で1リットル、体内で0.3リットル、水分補給で1.2リットルが体内に入り、尿や便1.6リットル、呼吸や汗で0.9リットルが出ていきバランスが保たれています。むやみやたらに水分を補給するのではなく、このバランスを見ながら、量を調節するのがよいかもしれませんね。

 

ではどうしたら良いのでしょうか?

 

対策としては、

 

①スクワットなどの運動を行う

気圧が低いことによるに体調不良時は、体内の血流が悪くなっている可能性があります。簡単にできる予防法として、運動をすることが挙げられます。余計なスペースを使うことなく、自宅でもできる運動、特に末端を含め全身の血流を活性化させられるスクワットがおすすめです。

 

②体を温める

エアコンを使いはじめる時期は、体の体温が下がりやすくなります。水分の過剰な補給はこれに輪をかけて体温を下げてしまいかねません。関節痛をお持ちの方は、カイロなどを使って、痛みがある部分を温めると効果的です。

 

③毎朝の起床時間をなるべく同じにする

現代では、室内の温度は春夏秋冬問わず同じ程度の、いわば体にやさしい環境になっています。しかし、外気温はそうではないため、寒暖差によって自律神経に影響を及ぼしやすい環境となってしまっているのです。仕事の日、休みの日問わず毎朝同じ時間に起きることは自律神経を整える第一歩と言っても過言ではありません。

 

 

こういった対策をして梅雨の時期を乗り越えて行きましょう。