こんにちは、きっこうどう野添です。

 

今日は頭痛のお話です。

頭痛でお悩みの方って多いと思いますが、訪問させていただいている患者様の中にも慢性的に頭痛でお悩みの方がいらっしゃいます。

 

慢性頭痛で多いのが緊張性頭痛と片頭痛ですよね。

 

緊張性頭痛は肩や首周りの筋肉が硬くなっていることによって血管や神経が圧迫され頭痛を起こします。

片頭痛は慢性的なストレスや特定の食べ物、不規則な生活環境など様々な誘発因子によって血管が拡張し、それが神経を圧迫したことにより、頭痛を起こすと言われています。

 

緊張性頭痛は筋肉が硬くなっていることが原因になるため、マッサージをしたり、お風呂に入るなどし血流を改善することで痛みは緩和します

逆に片頭痛は血管が拡張したことが痛みを起こす原因になっているので、マッサージをしたり、お風呂に入ったりすることで悪化してしまいます

緊張性頭痛と片頭痛では対象方法が全く違うので、注意が必要です。

 

どのタイプの頭痛なのかは痛む場所、頭痛の前兆の有無、吐き気をともなうなどによって見分けることが出来ます。

緊張性頭痛では頭の後ろが締め付けられたような痛みかたをします。片頭痛では頭の側面がズキズキと拍動し痛みます。

片頭痛は頭痛の前に視野が狭くなったり目がチカチカしたりの前兆があり、頭痛がおこると吐き気を伴うことが多いです。

 

片頭痛は突然生じるというよりも、緊張性頭痛を持っていたのが片頭痛に移行していったという方が多いです。

これはストレスをずっと受け続けていると身体は慢性的な緊張状態になります。そして筋肉が硬くなり、緊張性の頭痛を起こします。

緊張が続いているのは交感神経が興奮し続けている状態なので、血管も収縮し続けています。その時に急にリラックスしたり、血管を拡張するような食べ物によって血管が元の状態よりも却って拡がっていまい、片頭痛へと移行してしまいます。

 

片頭痛は生活にも支障が出るほど症状としてはきついものになるので、マッサージでほぐしたり、休みの日には運動するなどこまめに身体をリフレッシュさせましょう。

 

ここまでお読みいただいて、ありがとうございました。